「道三堀のさくら」(山本一力)読了。
このところ文庫化作品が立て続けにイマイチでしたが、今作は面白かったです。やっぱりこの人は話を広げすぎずに下町人情に重点置いておいた方がいいかも。で、いつもの一力節で最後までいくのかと思ったら、途中から今までに無かった展開で話が進み、結構驚きのラスト。しかし読後感はなかなか爽やかで、自分的には一力作品五本の指に入る作品なんではないかと。近いうちに読み直しそうです。
出勤時の電車の中で読み終わってしまったので、昼休みに会社近くの本屋で「三日月が円くなるまで」(宇江佐真理)購入。第一章まで読み終わりましたが続き楽しみです。
[2009年01月07日 23:28]