「四十七人の刺客」の著者、池宮彰一郎さんがお亡くなりになりました。
「四十七人の刺客」は自分が読んだ小説の中で1、2を争う面白さで、これを読んで一気に時代小説にのめり込んだと言っても過言では無いくらい影響されました。その著者がもういないというのは残念でなりません。
しかし「遁げろ家康」「島津奔る」の盗作問題のせいか、本日テレビ報道では訃報を全く見ませんでした。市川崑監督で映画化までされた作品の著者の最期としては悲しいものがあります。いや、映画の出来はゴニョゴニョ・・・
新潮文庫版を二冊読みつぶし、現在角川文庫版上下巻が本棚に並んでる愛読者としては明日から電車の中で改めて読み直すとしましょう。痛快な作品を読ませていただき、ありがとうございました。
[2007年05月08日 00:29]